昨年に続き2013年も天体ショーの当たり年といえるスケジュールが目白押しです。
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■応募ページはこちらです。
http://goo.gl/uUNfB

6d7650b48d397d5175921be1cf505020b7cdc3d3<2013年の天体ショースケジュール>

■4月23日未明 こと座流星群極大
2013年のピークは日本時刻の22日宵。
明け方に向けて輻射点が高くなるとともに流星が増加する。
ただし、2013年は満月前の月明かりが明るい。
月が沈むのは薄明開始直前となるので、条件は良くない。
日本での出現数は5個/時程度。
この群は、過去に何度も100個/時以上の突発出現をしているが、ダストトレイル計算によると、今年突発出現する可能性は低い。

5月 6日頃 みずがめ座流星群極大
薄明開始直前に、長経路の印象的な流星が見られる。
今年は5月2日が下弦となるので、極大頃およびそれ以後であれば、月明かりは問題なくなるであろう。
出現数は薄明開始前後で、5~10個/時程度。
極大日から2日程度ずれても、出現数は少ししか減らない。

■8月12/13日 ペルセウス座流星群極大
3大流星群の1つ。
明け方に輻射点が高く上るので、宵よりも明け方の方が多くの流星を見られる。
また、20時頃では、出現数は少なめだが、長経路の印象的な流星が見られる。
2013年の極大は13日3時頃で、ちょうど極大が日本で観測でき、活発な出現が期待できる。
14日が上弦なので夜半前に月が沈み、この点でも好条件である。
出現数は50~80個/時程度であろう。11/12日や13/14日だと半分程度に減る。

■10月22~24日 オリオン座流星群極大
高速で印象的な流星が見られる。
また、このころはおうし座流星群の流星も少ないながら見られるが、おうし群の流星はゆっくりで、オリオン群との対比が面白い。
極大から2日程度ずれても出現数は少ししか減らない。2006年以後に活発な出現が観測されてきたが、2013年は平年の出現に戻っていると思われる。
残念ながら、2013年は19日が満月なので最悪の条件。強烈な月明かりに負けて、3~5個/時程度か。

■11月18日 しし座流星群極大
高速で印象的な流星が見られる。
おうし群との対比も面白い。2~3日間は出現数もあまり変わらない。
2013年は18日が満月なので最悪の条件。ダストトレイルによる出現も予報されていない。
強烈な月明かりに負けて2~4個/時程度の出現か?

■12月14日 ふたご座流星群極大
年間最大の出現を見せる流星群。
2013年のピークは日本の昼間にあたっている。
ほぼ24時間活発な出現が続く流星群であるので、13/14日、14/15日両日とも十分活発な出現が見られる。
また、ふたご座流星群の明るい流星のピークは全体のピークから半日近く遅れるので、14/15日は明るい流星のピークとなる。
ただし、2013年は満月前の明るい月がある。
13/14日は、明け方の月没後に2時間弱の暗夜があるが、翌14/15日になると月没から薄明開始まで1時間もなくなってしまう。
出現数は、月没後で50~80個/時程度。12/13日であればこの半分程度の出現だが、15/16日だと5個/時程度まで減少する。

参照元:せんだい宇宙館-ニュース-